gmpg.org/xfn/11とはなにか

gmpg.org/xfn/11とはなにか

WordPressのheader.phpに、https://gmpg.org/xfn/11 を読み込む記載があり、xfnとはなにかを調べました。

XFNとは

XHTMLの仕様。
Xhtml Friends Networkの略で、リンク先との関係を示すもの。

XFNの利用方法

headタグに以下の宣言を行う

<link rel="profile" href="https://gmpg.org/xfn/11">

a要素のrel属性に、関係性を記述する
複数の関係性を指定する場合は、スペース区切りで記載する

<a href="http://parent.danroo.com" rel="parent-site">

これで、現在のページにとって、parent.danroo.comページは、親サイトであることが明示化されるようだ。

XFNは古い仕様だった

2012年1月までは、Googleにクロールされて、Google Social Graph APIで利用されていたようだが、サービスが終了してしまい、XFNをクロールされることがなくなった模様。
また、XHTML1.0から、HTML5が主流となり、rel属性が以下の値のみに制限されたので、
現在は利用されていない。

rel 属性値一覧

属性値 意味 linkタグに利用可 aタグに利用可 areaタグに利用可 formタグに利用可
alternate 代替文書 (別言語版、別フォーマット版など)
canonical 現在の文書の優先URLを指定
author 著者情報
bookmark 文書の固定リンク
dns-prefetch ユーザエージェントがターゲットリソースの生成元の DNS 解決を先行して実施するよう指定
external 外部サイトへのリンクであることを示す
help ヘルプへのリンク
icon アイコンをインポート
modulepreload ユーザエージェントが先行してモジュールスクリプトをフェッチし、文書のモジュールマップに格納しなければならないことを指定
license ライセンス文書
next 連続した文書における次の文書
nofollow 重要ではないリンク
noopener target 属性を持つリンクを開く際、Window.opener プロパティを設定しない
noreferrer ユーザーがリンクを移動する際、リファラを送信しない
opener target 属性を持つリンクを開く際、Window.opener プロパティを設定
pingback Pingback 1.0 仕様に基づき、トラックバック用の URI を指定
preconnect リンク先のリソースにあらかじめ接続するように指定
prefetch リンク先のリソースをあらかじめキャッシュするように指定
preload リンク先のリソースを事前に読み込むように指定
prerender リンク先のリソースを読み込んでオフスクリーンでレンダリングしておくように指定
prev 連続した文書における前の文書
search 検索機能を提供するリソース
stylesheet スタイルシート
tag 文書に指定されたタグのページ

XFNの記載は不要

HTML5でコーディングしている現在、XFNのタグは不要と判断し、削除して良いと判断した。

参考リンク

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