URLの正規化を目的とした「Canonical」設定について、仕組みをまとめる。
Canonicalとは何か
正式なURLを検索エンジンに伝えるためのもの。
URLパラメータ違いで同じページが表示される場合、検索エンジンに優先させるべきページを伝え、本ページは、重複ページである旨を伝える目的がある。
設定しないとどうなるか
検索エンジンが重複ページも別ページとしてインデックスしてしまうので、似たページというということで、質の低いコンテンツと判断されてしまう。
外部からリンクされている場合、ページが統一しないと評価もバラバラになってしまう。
書き方
- headタグの中に記載
- なるべくソースの上部に記載。
- 絶対パスで記載
- ドメインは違っても問題ない
- 1ページに1つまで
<link rel="canonical" href="https://example.com/">
PCサイトとスマホサイトでURLが違う場合、以下のように関連づけを行うと良い。
PCサイト側
<link rel="alternate" media="only screen and (max-width: 640px)" href="https://s.example.com/" />
<link rel="alternate" media="handheld" href="https://s.example.com/" />
スマホサイト側
<link rel="canonical" href="https://www.example.com/" />
ちなみに、canonicalを辞書で調べると、
正典の、教会法に基づく、規準的な、標準的な
という意味らしい。