IP Geo Blockプラグインを使ってみた

IP Geo Blockプラグインを使ってみた

中国とオーストラリアのアクセスを拒否しようとしたのだが、
中国のIPアドレスは膨大にあったので、アクセス拒否の別の方法を探していたところ、
WordPressプラグイン「IP Geo Block」を発見したので、試してみた。

実行環境

IP Geo Block とは

特定の国やIPアドレスからのアスセスを制限することができる、WordPressプラグイン。

利用にあたって

2019年の1月から更新が止まっており、
動作確認バージョンは、WordPress 5.0.10 となっている。

5.5にインストールして設定してみたところ、GeoLite2のIPリストの取得ができなかった。
5.5だからと動作しないというわけではなく、GeoLite2側の問題で動作不良となっている。
ただ、IP2LocationのIPリストは正常に取得できているので、ひとまず継続利用してみることにする。

設定内容

各セクションの設定内容を記載する。

検証ルールと振る舞いの設定

拒否したい国コードを指定したいので、ブラックリストと選択し、カンマ区切りで国コードを指定する。

  • マッチング規制
    • 「ブラックリスト」を選択
  • 国コードのブラックリスト
    • 「AU,CN」を入力


バックエンドの設定

それぞれの情報、領域ごとの遮断設定を行う。

  • コメント投稿
    • 「国コードで遮断」にチェック
  • 管理領域
    • 「国コードで遮断」にチェック
    • 「ゼロデイ攻撃を遮断」にチェック
  • 管理領域 ajax/post
    • 「国コードで遮断」にチェック
    • 「ゼロデイ攻撃を遮断」にチェック
  • プラグイン領域
    • 「ゼロデイ攻撃を遮断」を選択
  • テーマ領域
    • 「ゼロデイ攻撃を遮断」を選択

プラグイン領域の設定は、他のプラグインと干渉してしまうケースがあるようなので、
不具合が出たら、調整をしようと思う。

フロントエンドの設定

フロントページの遮断設定。
バックエンドの設定を踏襲している。

  • 一般公開ページ
    • 「国コードで遮断」にチェック
  • マッチング規制
    • 「[検証ルールと振る舞いの設定]に従う」を選択

データベースのダウンロード

初回行うことで、即時に制限が有効化される。
自動更新にしておけば、設定日の夜間から実行が取得処理が開始される。

  • データベースのダウンロードをクリック
    • 初回のみデータベースファイルをダウンロードする。
      「自動更新」にチェックしておくことで、定期的に月1回再取得をしてくれる。

Geolite2 ファイルがダウンロードできない

「データベースのダウンロード」をクリックしたところ、以下のエラーが出てしまった。

cURL error 6: Could not resolve host: geolite.maxmind.com

IP2Locationは正常に取得できたが、Geolite2はデータプライバシー規制により、
ユーザ登録しないと取得できなくなったとのこと。

ユーザ登録をしてみたが、いまいちダウンロードの仕方がわからないので、
調査を行っていくことにする。

プライバシーと記録の設定、位置情報APIの設定、プラグインの設定

こちらは設定変更はしておらず、気になった項目だけ記載しておく。

  • プラグインの設定 > 緊急時用ログイン・リンク
    • ログインできなくなると不安なので、念のため、緊急時用ログイン・リンクを作成しておく。
  • プラグインの設定 > プリセットのインポート
    • 管理画面だけをアクセス制限させたいすのであれば、「バックエンドの推奨設定」を適用すればよさそう。
      今回は、一通りの設定を見たかったので、一つ一つ設定をしていった。



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