GoogleCloud でWordPress環境構築(永久無料目標)

GoogleCloud でWordPress環境構築(永久無料目標)

GoogleCloud でWordPress環境を構築した記録です。
マシンイメージは、「WordPress with NGINX and SSL Certified by Bitnami and Automattic」を使用したものです。

はじめに

GoogleCloudは、Always Freeというプログラムがあり、その条件内であれば、
永続的に無料で利用ができる。
今回、Always Freeの範囲内でWordPress環境構築を行ってみる。

Always Freeというプログラムとは

以下の条件内であれば、永続的に無料で利用できる。

  • f1-micro VM インスタンス
    us-west1、us-central1、us-east1リージョン限定
    1日あたり、28時間分が対象
  • HDD 30 GB
  • スナップショット ストレージ 5 GB
    us-west1、us-central1、us-east1、asia-east1、europe-west1限定
  • 北米から全リージョン宛ての下り(外向き)ネットワーク: 1 GBまで
    ただし、中国とオーストラリアは対象外
  • Cloud Storage 5GB
    us-west1、us-central1、us-east1リージョン限定

GoogleCloud 初期設定〜デプロイ

右上部の「コンソール」リンクをクリック

左メニューから、「Marketplace」をクリック

以下のイメージを検索し、対象のイメージをクリック

  • WordPress with NGINX and SSL Certified by Bitnami and Automattic

「運用開始」ボタンをクリック

初めて利用する場合は、無料トライアル手続きを行う

住所やクレジットカード情報を入力し、正常に登録が完了すると、「ようこそ、○○さん」のポップアップが表示される

課金を有効にする

再度、「運用開始」ボタンをクリックすると、Compute Engine を利用する場合は、課金をしないと進めないので、有効にする

サーバのスペックを入力し、「デプロイ」ボタンをクリック

  • Deployment name: サーバのユニーク名称
    • ここで設定した名称の末尾に「-vm」が付与された文字列がホスト名になる
  • Zone
    • us-west1-b ←日本に一番近いリージョンを指定
  • Machine type
    • f1-micro(vCPU x 1、メモリ 0.6 GB)
  • Boot disk size in GB
    • 30GB


サイト表示確認

デプロイが完了すると、Site address、Admin URL、Admin user、Admin passwordが発行される

Site addressに記載されたIPアドレスにアクセスし、WordPressの表示確認を行う

固定IPアドレスの割り当て

Compute Engine を再起動すると、IPアドレスが変更になる可能性があるため、IPアドレスを固定化する

ネットワーキング > VPCネットワーク > 外部IPアドレスを選択

種類を「エフェメラル」→「静的」に変更

新しい静的IPアドレスの予約

IPアドレスを固定化を申し込むための画面。名前はなんでもよさそう。
サーバのユニーク名称の末尾に「-ipaddr」をつけて設定してみた。

サーバにSSHログインする

VMインスタンス画面のSSHをクリックして、「ブラウザ ウィンドウで開く」をクリックすると、CUI画面が表示される。

Bitnami バナー削除

以下のコマンド実行により、バナーの非表示が可能

sudo /opt/bitnami/apps/wordpress/bnconfig --disable_banner 1
sudo /opt/bitnami/ctlscript.sh restart nginx

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